DeepSeek登場によるボラティリティー高まり、IPO回復の壁に
記事を要約すると以下のとおり。
中国の人工知能(AI)スタートアップ企業DeepSeek(ディープシーク)の登場が米国のテクノロジー株を急落させたことで、既に慎重な投資家が新興企業の新規株式公開(IPO)への参加に一段と懐疑的になっている。 投資家は、ボラティリティーの高まりは「VCの支援を受ける企業の多くが納得できる条件でIPOを通じて公開市場にアクセスすることを一層困難」にするもので、今回の株価急落はそうした「ボラティリティー要因の強力な例だ」と指摘した。 Source:PitchBook ピッチブックはリポートで「友好的でない出口環境」の中で株式公開を待つ未公開企業が「山積み」になっているため、25年前半のIPOの見通しは暗いと警告した。 リポートで取り上げられたIPO候補企業トップ10のうち5社は、ソフトウエア・アズ・ア・サービス(SaaS、サービスとしてのソフトウエア)、AI、フィンテックなど、DeepSeek登場で株価急落に見舞われたテクノロジー関連分野の企業だ。 「IPOまたはM&A(企業の合併・買収)による大型の出口戦略がなければ、25年はVC投資家にとって4年連続の低リターンの年になるだろうとスタンフォード氏は述べた。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース DeepSeek登場によるボラティリティー高まり、IPO回復の壁に