【米国市況】株は4日続伸、ハイテクが主導-円は一時144円03銭
記事を要約すると以下のとおり。
25日の米株式相場は4日続伸。トランプ大統領の発言が伝わると、株式相場は上値が重くなる場面もあった。「2008年や2020年のような危機への懸念は薄れつつあるが、過去最高値への回復は容易ではない。」長期のインフレ期待上昇(2) 中国政府は米国に対する125%の報復関税を巡り、米国からの一部輸入品を対象から除外することを検討している。 トランプ大統領は25日に公開された米誌タイムとのインタビューで、貿易相手国との交渉は「3-4週間以内に終わると思う。」中国は米国との交渉が進行中であることを否定している。S&P500種の騰落率出所:ブルームバーグ 利益率が記録的な高水準近くで推移する中、米企業は高関税によるコスト上昇を吸収する余地がある。この部門を除くと、利益率はほとんど上昇していない。利下げのほか、税制政策がはっきりしてくることも寄与するだろうと続けた。トランプ政権が貿易摩擦の緩和に向けた取り組みを続けている兆候が背景にある。政権は主要な貿易相手国に対する関税の施行を一時停止し、中国との貿易戦争の緩和を目指す可能性を示唆した。外為 ニューヨーク外国為替市場では、ドル買いが優勢になった。米中間の貿易協議を巡って相反する情報が続く中、日中は上げ下げを繰り返す方向感に乏しい取引となった。 こうした中、ライト・エネルギー長官はオクラホマシティーで開催されたエネルギー業界の会合に出席し、石油関連会社の不安解消に努めた。ロンドンICEの北海ブレント6月限は32セント高の66.87ドルで取引を終えた。 この日は一時2.5%下落。 JPモルガン・プライベートバンクのストラテジスト、ユシュアン・タン氏は「報復関税で一部免除の可能性が報じられたことで市場心理が改善し、金価格は3300ドルを割り込んだ」と指摘。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は50.20ドル(1.5%)安の3298.40ドルで引けた。
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