中国人民元、対ユーロで約10年ぶり安値-トランプ関税で貿易動向変化
記事を要約すると以下のとおり。
中国人民元がユーロに対し約10年ぶりの安値を付けた。一方、米国の関税率が100年ぶりの高水準となったことで、中国の米市場へのアクセスが妨げられている。 ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、ミシェル・ラム氏(香港在勤)は「大幅な関税導入により米国との貿易がほぼ確実に落ち込むことを考えると、元下落は中国の対欧州連合(EU)輸出をさらに後押しし得るという問題を確かに提起する」と指摘。トランプ大統領は、エスカレートする貿易戦争の解決に向けた交渉を開始するため、接触してくるよう中国に求めている。 バンガードの国際金利責任者アレス・クートニー氏は「グローバルな貿易の流れを含め、各国があらゆるものを再構築し始めると、短期的に中国から欧州への輸出が大幅に増加する可能性がある」と予想している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国人民元、対ユーロで約10年ぶり安値-トランプ関税で貿易動向変化