ＡＩ向けクラウドのコアウィーブ、ＩＰＯ価格2.5％下回る苦しい船出

人工知能（ＡＩ）向けクラウドサービスを手がける米 コアウィーブは、新規株式公開（ＩＰＯ）価格を2.5％下回る価格で上場初日の取引を開始した。
同社は当初、仮条件レンジ47－55ドルで4900万株を計画し、最大27億ドルの調達を目指していた。
　ＩＰＯで公開された株式の半分は上位3位の大口投資家が購入したと、他の関係者によると、上位15位の投資家で90％を取得した。
「他の27人が来てくれなかったら成立しなかっただろう」とも述べ、ＩＰＯは市場の変動が激しいタイミングで価格が設定されたと続けた。
2月に付けた最高値からの下げは13％に拡大している。
　ＩＰＯの主幹事はモルガン・スタンレーとＪＰモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス・グループ。