USスチールのアクティビスト、新鋭電気炉売却の意向-全米鉄鋼労組
記事を要約すると以下のとおり。
全米鉄鋼労働組合(USW)は、米鉄鋼メーカー、
USスチールのアクティビスト(物言う株主)が同社の新鋭電気炉を売却したい考えだと明らかにした。同社は日本製鉄による141億ドル(現在のレートで2兆1100億円)規模の買収計画を6月半ばの期限までに完了させることを目指している。関連記事:USスチールの物言う株主、保有株を積み増し-CEO交代を要求(1) 書簡には、アンコラの計画通りとなればアーカンソー州のビッグリバー製鉄所を売却し、それで得られた資金をペンシルベニア州モンバレー、インディアナ州ゲーリー、イリノイ州グラニットシティにある高炉に投じると記されていた。 ビッグリバー製鉄所は電気炉で自動車用の製品を生産しており、同社の従来型の一貫生産施設より高効率で低コストとされる。それによって、強力な国内鉄鋼産業が将来にわたって確保されると指摘した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース USスチールのアクティビスト、新鋭電気炉売却の意向-全米鉄鋼労組