インドネシア・ルピア、アジア通貨危機以来の最安値-中銀が介入実施
記事を要約すると以下のとおり。
25日の外為市場でインドネシア・ルピアが下落し、アジア通貨危機以来の最安値を付けた。年初来では3%余り下落しており、新興国通貨市場の需給バランスを確保し、国内市場の中でもパフォーマンスの悪さが目立っている。 また、ルピアが売られている主な理由として、トランプ米大統領による関税賦課や米金融当局のタカ派化の可能性など世界的な不確実性にあると指摘した。 プラボウォ氏は昨年10月の就任以来、年間約300億ドル(約4兆5200億円)の無料ランチプログラムなどポピュリスト政策を打ち出しており、財政赤字は国内総生産(GDP)比3%という法定上限に近づいている。 インドネシア株式も売られており、20億ドル余りが流出。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース インドネシア・ルピア、アジア通貨危機以来の最安値-中銀が介入実施