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失速するAI主導の米国株高、ドットコムバブル破裂の歴史をほうふつ

記事を要約すると以下のとおり。

革命的な新技術が登場し、無限とも思える可能性に投資家たちが夢中になる。
 聞き覚えがあるのではないか。
S&P500種の高値更新はなかった。
 1995年8月に上場したネットスケープ・コミュニケーションズの新規株式公開(IPO)の大成功から始まった熱狂的な上昇相場は、2000年をピークに幕切れを迎えた。
 その時代の反響が今、聞こえる。
ナスダック100指数は10%余り下落し調整局面入りとなった。
   ベンチャー・キャピタリストでインターネットブーム期の立役者であり、現在のブームでもそうした役割を担っているコースラ・ベンチャーズの共同創業者ビノッド・コースラ氏は「投資家には二つの感情がある。」
規模の違い  ドットコムバブル期とAI時代の主な違いは、その規模だ。
そのため、安全策を取る人は総じて取り残されてしまったとAOLの株価が高騰していたバブルの絶頂期である00年1月にタイム・ワーナーを買収し、ドットコムブームの象徴となった人物だ。
このため、うまくいかないテクノロジー投資を多少なりとも理解している。
09年にAOLはタイムワーナーから分離された。
「それがインターネットブームとネット株バブルを生み出した理由だ」と述べた。
一方、AIを巡る熱狂はアルファベットやアマゾン・ドット・コム、アップル、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、エヌビディアといった世界で最も収益性が高く、財務的に安定したテクノロジー企業の一握りのグループが中心だ。
2000年当時、企業はインターネットのおかげで「今回は違う」という考え方があったと述べた。
    しかし、実際には、最も注目されていた企業の多くが利益を上げていなかったため、ネット株バブル期にはPERで評価する考え方自体が時代遅れのように思われた。
インターネットの成長見通しに織り込まれた無限の未来に賭けていたし、株価がさらに上昇し続けたからだ。
日本は不況に陥り、世界的な景気減速への懸念が高まった。
AIは生活のあらゆる側面でコンピューター化されたパーソナルアシスタントが関与する夢を喚起する。
だが、テクノロジー株主導のバブルに関しては、真の勝者がすぐに明らかになることはほとんどない。
今でもそれは続いているかもないと語った。
AI分野での優位性が確実なものには程遠いことを思い知らされる出来事となった。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 失速するAI主導の米国株高、ドットコムバブル破裂の歴史をほうふつ

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