フランス財政に暗雲、DBRSが格付け見通し「ネガティブ」に引き下げ
記事を要約すると以下のとおり。
格付け会社DBRSモーニングスターがフランスの長期発行体格付け見通しを「ステーブル(安定的)」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げた。S&Pグローバル・レーティング、ムーディーズ・レーティングス、フィッチ・レーティングスはDBRSより2段階低い格付けにしている。 その後発足したバイル新内閣は2月、財政緊縮の度合いを緩め、政府財政赤字の対国内総生産(GDP)比を5.4%に抑える25年度予算案を強行採択した。 予算案が確定しても、バイル首相が国民議会の過半数議席を掌握していないため、再び政権が崩壊する恐れがある。フランス10年債と30年債の利回りは最近、2011年以来の高水準を記録した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース フランス財政に暗雲、DBRSが格付け見通し「ネガティブ」に引き下げ