エヌビディア株一段安を警戒、弱気なデスクロス形成-目先材料乏しく
記事を要約すると以下のとおり。
注目されていた米
エヌビディアの開発者会議「GTC2025」でのフアン最高経営責任者(CEO)の基調講演は、人工知能(AI)ブームの継続に必要な楽観的なムードを盛り上げるには至らなかった。20日には、50日移動平均を上から下へと突き抜け、弱気サインとされる「デスクロス」が形成された。上からエヌビディア株価、50日移動平均出所:ブルームバーグ 足元では、DeepSeek(ディープシーク)台頭によるAI投資への懸念やトランプ大統領の関税政策に伴うマクロ経済の不透明感が、エヌビディアなどハイテク大手株価の足かせになっている。それでも、投資家の間では、エヌビディアが表明している通りの成長を実現できるのか、見極めたいとのムードが根強い。 エヌビディアに関しては、GTC後の向こう数週間は株価を押し上げ得る材料がほとんどないことも課題だ。トランプ大統領が相互関税の発表を予定している4月2日を、注目すべき日程として挙げた。「エヌビディアについてテクニカルな観点から新たな情報を提供しているわけではない」と述べた。
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