テスラの転落鮮明に、ＢＹＤに抜かれたとの懸念強まる－株価急落

米電気自動車（ＥＶ）メーカー、 テスラがウォール街の嫌われ銘柄に転落している。
　同社株の割高なバリュエーションは、絶え間ないイノベーションで常に競合勢の一歩先を行くとの評価が支えてきた経緯があり、今回のＢＹＤの発表は大きな痛手だ。
  　　アプタス・キャピタル・アドバイザーズのポートフォリオマネジャー、デービッド・ワグナー氏は「テスラは中核の能力において競争上の優位性を失いつつあるようだ。」
ＢＹＤが急速な進展を見せていることも、投資家の懸念を深めている。
　テスラの販売が世界的に低迷していることを受けて、アナリストの間では目標株価を下方修正した。