ＥＣＢホルツマン氏、政府支出増で再利上げせざるを得ない可能性指摘

欧州中央銀行（ＥＣＢ）政策委員会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁は、政府支出の増加により、ＥＣＢは再び利上げに踏み切らざるを得なくなる可能性があるとの見方を示した。
同氏は次回4月の政策委員会会合で、利下げの一時停止を支持する方針だ。
　預金準備金利を2.5％に引き下げたＥＣＢの6日の会合の際、ホルツマン氏は唯一棄権した。
　一部のアナリストは、利上げの可能性すら議論し始めており、可能性は2026年が最も高いとみている。