中国国債市場、「日本化」の恐怖から希望に向かう-市場心理急変
記事を要約すると以下のとおり。
中国の国債市場が「日本化」への懸念に悩まされていたのはほんの数カ月前だが、利回りの急上昇は市場心理の劇的な変化を示している。 国債売りは、中国人民銀行(中央銀行)が恐怖から希望を感じさせるものへと変化したことだ。 マッコーリー・グループの胡偉俊チーフエコノミスト(中国担当)は「中国が日本化するというシナリオから市場は離れつつあるようだ」と述べ、中国の躍進を示した。 ただ、中国におけるデフレ懸念はまだ完全に消えたわけではない。 中国のイールドカーブ(利回り曲線)も平たん化。 しかし、少なくとも今のところ、日本との比較はもはや的を射ていない。 アブソリュート・ストラテジー・リサーチの新興国市場エコノミスト、アダム・ウルフ氏は「10年債利回りが2%を上回らないと考える理由は何もない。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国国債市場、「日本化」の恐怖から希望に向かう-市場心理急変