黙り込む「押し目買い」派、トランプ関税でウォール街はきりきり舞い
記事を要約すると以下のとおり。
ウォール街では過去20年にわたって、相場が下げれば押し目の好機というムードがほぼ常態化していた。 「今押し目で買いを入れるのは、誰が演奏するのか分からないコンサートのチケットを割引価格で買うようなものだと話すのは、ラウンドヒル・インベストメンツのデーブ・マッツァ最高経営責任者(CEO)だ。」 NFJインベストメント・グループのシニア・ポートフォリオ・マネジャー、バーンズ・マッキニー氏は「不確実性は恐らくしばらくは続くだろう」と述べた。これを背景にナスダック100指数は昨年7月下旬までの356営業日、一度も2%を超える下げを記録していない。ブルームバーグ・インテリジェンスのデータによれば、ここまで長い上昇局面は世界金融危機の後にはなかった。同指数は3月上旬に調整局面に入った。 その理由として、相場が持ち直しに向かっていることを示す一般的な兆候が見られないとの指摘がある。 実際のところバンク・オブ・アメリカ(BofA)のデータは、同行の顧客が先週までの6週間連続で株式を買ったことを示している。 「底入れのタイミングを見極めるのは難しいとブルームバーグ・インテリジェンスのチーフ・グローバル・デリバティブ・ストラテジスト、タンビール・サンドゥ氏は話す。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 黙り込む「押し目買い」派、トランプ関税でウォール街はきりきり舞い