米家計の純資産また増加、過去最高を更新－選挙後の株高が押し上げ

米家計の純資産は2024年10－12月（第4四半期）に再び増加し、過去最高を更新した。
一方で不動産の価値は下がり、全体の純資産の増加を抑えた。
共和党がビジネスに有利な政策を打ち出す関税政策がリセッション（景気後退）の確率を高めるとの懸念で、ウォール街では相場の見通し下方修正が相次いでいる。
これまで力強い個人消費の伸びを担ってきた高所得者層が、最近の株安によるポートフォリオ目減りで支出を控えるリスクがある。