サッチャリズムの二の舞か、DOGE「緊縮財政」で米景気後退の恐れ
記事を要約すると以下のとおり。
米政府の新組織「政府効率化省(DOGE)」の運営を任されたイーロン・マスク氏が思うままにコスト削減を進めれば、トランプ米大統領は、1980年代の象徴的政治家であるサッチャー元英首相に匹敵する経済改革を主導できるだろう。80年代のサッチャー元英首相はインフレと闘い、財政赤字縮小に向け歳出を劇的に減らした結果、最終的にリセッション(景気後退)を招いた。景気減速リスクに市場が既に神経質になっている現状では、マスク氏が売り込む支出削減のごく一部でも、経済に打撃となる恐れがある。これらは科学研究から社会福祉に至るまで、あらゆる面で連邦予算に依存している。 BEのチーフ米国エコノミスト、アナ・ウォン氏によれば、失業率は1.5ポイント上昇し、年末までに5.7%に達すると見込まれる。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース サッチャリズムの二の舞か、DOGE「緊縮財政」で米景気後退の恐れ