日銀は今月会合で政策維持の公算大、世界経済の不確実性増す-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行は今月に開催する金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決める公算が大きい。米トランプ政権による関税措置などの政策が国内外の経済や物価、金融市場に与えるリスクは1月会合時点よりも高まっているという。 物価見通しは上振れリスクが大きいものの、少なくとも現時点で日銀が追加利上げのタイミングを早める状況にはないようだ。 日銀は1月会合で政策金利の誘導目標を17年ぶりの0.5%程度に引き上げた。これが市場の利上げ期待を高め、円相場は同日に一時09年6月以来の水準となる1.53%まで上昇した。これは日銀の予想の範囲内だという。関連記事内田日銀副総裁、世界経済の「不確実性非常に大きい」ーG20会合終えて日銀総裁「長期金利上昇は景気・物価反映」、例外的上昇なら国債購入増消費者物価は1年7カ月ぶり高い伸び、食料上昇-日銀利上げに追い風調査リポート:日銀の次回利上げ予想、7月会合が5割超。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀は今月会合で政策維持の公算大、世界経済の不確実性増す-関係者