【米国市況】株が大幅安、関税注視で変動大きく-ドル148円近辺
記事を要約すると以下のとおり。
6日の米国株相場は大幅安。だが市場のセンチメントは極めて脆弱(ぜいじゃく)で、この決定が報じられた後も相場は回復しなかった。株式相場の大幅下落についてどう思うかとの質問には、「グローバリストらは、米国がいかに豊かになっていくかを目の当たりにし、それが気に入らないのだと語った。」半導体の米新規失業保険申請件数は減少し、年初の落ち着いた水準に戻った。このところ労働市場の状況悪化を示すデータが見られていたが、今回の失業保険申請件数を受けて一定の安心感が広がりそうだ。ただそれでも、2024年終盤よりは低い伸びだ。Nasdaq100ExtendsPlungeFromPeaktoAlmost10%Source:BloombergNote: 22Vリサーチが実施した調査では、投資家の84%が2月の雇用統計を通常より注視していると回答。 モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏は、現時点では「市場はあまり寛容な姿勢を見せていない」とみる。「結局のところ、今は大きな不確実性に加え、経済に若干弱い部分が見られるといった状況に過ぎないと、われわれは考えている」とした上で、「それを踏まえると、今年後半は状況がずっと良くなるだろうと述べた。一方で短期債はアウトパフォーム。ユーロは上げを縮小。朝方には一時1.1%高の147円32銭を付けた。トランプ米大統領がメキシコとカナダからの輸入品に対する関税の適用を延期する中、もみ合う場面が目立った。カナダとメキシコからの供給の代替として、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の需要が高まる可能性があるためだ。その大半はエネルギー製品で、10%の税率が課せられ、メキシコからの輸入品の半分も対象となるという。イランの石油部門を「封鎖する」とも話した。金 金スポット相場は小反落。金利を生まない金にとって、借り入れコストの低下と利回り低下はどちらも買い材料となる傾向がある。 金スポット相場はニューヨーク時間午後2時49分現在、前日比3.43ドル(0.1%)安の1オンス=2915.96ドル。
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