世界的な抹茶人気、SNSと訪日ブームで拍車-日本で品不足広がる
記事を要約すると以下のとおり。
東京在住のコンテンツクリエーター、ジャスミン・スミスさんとフレヤ・スミスさん姉妹は2022年から「TikTok(ティックトック)」に日本の食べ物や旅行、抹茶に関する動画の投稿を続けている。 彼女の言う通りだ。 品不足の原因は、ソーシャルメディアの影響に加え、円安を追い風とした訪日旅行ブームによるものだ。日本政府観光局(JNTO)は1月、昨年の訪日外客数が前年比で47%増加し約3700万人に達したと発表した。京都で創業約300年の歴史を持つ同社は昨年10月、販売制限を設けざるを得なくなった。仕入れコストが膨らみ、昨年10月には一部の抹茶商品を値上げしていた。 生産を巡る苦境をさらに深刻化させているのは、日本の高齢化と後継者不足が原因だと分析している。 丸久小山園は、長年にわたって抹茶を使用している「茶道、寺社関係者や古くからのお客様」への供給を確保するために販売を制限する決定をしたと明らかにした。卸売り大手でも「全体の量がすごく減っているので、もう新しいお客さんには量がなくて売れない」という。 それでも、この状況が続けば価格が上昇するのではないかと懸念しており、抹茶の販売量は昨年、23年のほぼ5倍に増え、顧客が購入可能な商品の数に制限を設けることを余儀なくされた。登録者数約180万人のユーチューバーで「urmomashley」として知られるアシュリー・アレクサンダーさんは24年に抹茶ビジネスを始めた。需要のピークは恐らく今ではないと感じていると同氏は述べている。
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