シンガポールのヘッジファンド、インドで稼ぐスズキで米関税荒波回避
記事を要約すると以下のとおり。
シンガポールを拠点とするヘッジファンドのキングズコートキャピタルは、株式ロングショート戦略で自動車メーカーの
スズキをはじめとした日本株に積極的に投資して高いリターンにつなげている。 組み入れ1位のスズキは、インド自動車最大手の子会社マルチ・スズキ・インディアが稼ぎ頭だ。「インド市場ではガソリン車、ハイブリッド車が主流」という未来を予測し、EVにシフトした欧州メーカーに対するスズキの優位性はさらに高まると読む。インド経済に減速の兆しがあっても、スズキはインドからアフリカへの完成車の輸出などで成長を継続、利益マージンも改善して将来性への確信度をより深めたと劉氏は語る。 組み入れ2位のソニーGについては、人工知能(AI)の普及で需要と供給の両面から恩恵を受けると劉氏は指摘する。開発業者間の競争は激化するものの、ソニーのようにゲームのプラットフォームを持つ企業にはポジティブに働くと言う。社名は、劉氏が卒業したペンシルベニア大学ウォートン校の学生寮から取った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース シンガポールのヘッジファンド、インドで稼ぐスズキで米関税荒波回避