日産が内田社長交代で準備、経営悪化やホンダ交渉失敗受け-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
日産自動車は27日までに、内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)を退任させることを視野に調整を始めた。同社は3月中旬にターンアラウンド(再生計画)の詳細について発表する方向で、4月には幹部人事の刷新を予定している。 日産広報担当の永井志朗氏はコメントを控えるとした。 また、同社のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は27日朝、仲値の気配が155bpを示している。 日産は米国や中国の販売不振などで業績が悪化。 ブルームバーグ・インテリジェンスの吉田達生アナリストは報道について、日産がまだ当事者能力を有しているということを示唆するものだと評価。最終的には株主や取締役会が決めることだとした上で、「私としては日産の業績の低迷に歯止めをかけ、現在の混乱を収束させることが喫緊の役割と認識しており、「果たすべき務めに一日も早くめどをつけ、可及的速やかに後任にバトンタッチしたいと述べていた。」 日産を巡っては、台湾の鴻海、ルノー保有の日産株買い取りも検討しているほか、米投資ファンドのKKRが日産の資金調達に関して協議を始めていることも明らかになっている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日産が内田社長交代で準備、経営悪化やホンダ交渉失敗受け-関係者