独総選挙で野党CDU・CSUが勝利へ、極右は第2党-出口調査
記事を要約すると以下のとおり。
23日投開票のドイツの総選挙では、保守系野党のキリスト教民主・社会同盟 (CDU・CSU)が勝利する勢い。これに得票率20.2%のAfDが続く。世界貿易戦争が勃発すれば、ドイツの産業界はとりわけ大きな打撃を被り得る。長い連立協議を待ってはくれないと語った。CDU・CSUが連邦議会で過半数を確保するには、少なくとも他の1党との連立が必要になりそうで、連立相手が増えれば、その分、組閣は複雑になる。自分の責任でもあると語った。最終的な選挙結果次第で、メルツ氏に3党連立以外の選択肢がなくなることもあり得る。旧東独地域にある同党の3支部は過激派に分類され、ドイツ情報機関の監視下にある。CDUをはじめとする各党はAfDとの連立の可能性を否定してきた。 ドイツは主要工業部門の競争力を回復するため、抜本的な改革が待ったなしだ。トランプ政権はウクライナ和平で北大西洋条約機構(NATO)諸国を関与させずにロシアとの直接交渉に入るなど、米欧関係は動揺している。 債務ブレーキは憲法に明記され、憲法改正には議員の3分の2以上の賛成が必要であるためハードルは高い。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 独総選挙で野党CDU・CSUが勝利へ、極右は第2党-出口調査