共同債発行、防衛費増額で協議に上っている－ＥＵ外交トップが明言

欧州連合（ＥＵ）の外交トップを務めるカヤ・カラス氏は、欧州の軍事能力を大幅に引き上げる選択肢には共同債の発行があると強調した。
　カラス氏は新型コロナウイルスのパンデミック復興基金に残る未使用金を転用することもＥＵは検討できると述べつつ、「これは短期的な資金調達も検討する必要があると指摘し、共同債も協議に上っていると認めた。」
　トランプ政権がウクライナと欧州の首脳は衝撃を受けた。
資金の再配分や優先順位の変更なしにそれができると考えるのは幻想だと思うとカラス氏は17日に同様の議題でショルツ独首相やスターマー英首相らとの会合を開いたばかりだ。