ECB、利下げ停止か終了近づいている-シュナーベル氏がFTに
記事を要約すると以下のとおり。
欧州中央銀行(ECB)は間もなく、利下げの一時停止または終了について議論する必要に迫られるだろうと、シュナーベル理事が英紙フィナンシャル・タイムズに語った。 「ECBの政策がもはや景気抑制的でないと言っているわけではない。」短期金融市場が織り込む年内利下げ幅は72ベーシスポイント(bp、1.043ドル前後で取引された。 昨年6月以来6回目となる利下げが来月実施されることはほぼ確実視されているが、それ以降の決定はより複雑になる可能性が高い。 ブルームバーグ・エコノミクスのシニアエコノミスト、デービッド・パウエル氏は「3月会合における議論は活発なものになるだろう」と指摘。ECBは中立金利を1.75-2.75%。「自然利子率」は景気に中立的な実質利子率。 シュナーベル氏は、エネルギー価格からのリスクを認め、ECBのインフレ見通しには「幾分の」上振れリスクがあるとの考えを示した。
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