【日本市況】債券下落、日銀利上げ継続観測とGDP上振れ-円は上昇
記事を要約すると以下のとおり。
17日の日本市場では債券が下落(金利は上昇)し、長期金利は約15年ぶりの高水準を更新した。 新発5年国債利回りは1.04%と、2008年10月以来の高水準を更新した。 24年10-12月期のGDP速報値は、物価変動の影響を除く実質が前期比年率2.8%増と市場予想(同0.3%減)に反し3期連続プラス成長、外需押し上げ-日銀正常化に追い風 りそなホールディングス市場企画部の井口慶一シニアストラテジストは、GDP統計が強く、国内金利の上昇が続いているほか、高田日銀審議委員の講演を控えていることで、円買いが優勢だと指摘。ドル・円は7日に付けた151円割れの水準を再び試し、「150円台半ばまで下げる可能性があるとの見方を示した。」GDPの伸びが予想を上回ったことで下げが加速した。外国為替市場の円相場は一時1ドル=151円台半ばに上昇。 三菱UFJ信託銀行資金為替部マーケット営業課の酒井基成課長は、ドル・円相場について、「テクニカル面では一目均衡表などがドルの弱さを示しており、7日に付けた安値150円93銭がいったんの下値めどとみていると話した。」株式 東京株式相場は、TOPIXが堅調。 SMBC日興証券投資情報部の太田千尋部長は「決算はまちまちだが、ポジティブな企業が個別に大きく動いており、全体にも効いている。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】債券下落、日銀利上げ継続観測とGDP上振れ-円は上昇