米小売売上高、１月は約２年ぶりの大幅減－幅広い分野で落ち込む

　13分野のうち9分野で減少。
また厳しい寒波に見舞われた地域もあり、そうした地域では実店舗での購買が落ち込んだ可能性がある。
　昨年終盤の数カ月は、堅調なホリデーシーズンを背景に小売売上高は強い伸びを示していた。
さらに、そうした債務の返済延滞率は上昇し始めている。
消費は今年に入りまずまずのペースで伸びており、所得の増加がそれを支えていると分析した。
　アレン氏はリポートで、「新たな関税を見越した前倒しの動きにより、昨年終盤は消費者の支出が基調的なトレンドを下回る水準に落ち込んだと記した。」
 　　国内総生産（ＧＤＰ）の算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建設資材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高（コントロールグループ）は0.8％減と、2023年3月以来の大幅な減少率となった。
　小売売上高統計で唯一のサービス分野の項目である飲食店は1％近い伸びとなった。