求む、投資の新トリセツ-第2次トランプ政権は関税砲除き予測不能
記事を要約すると以下のとおり。
先週の市場はトランプ米大統領が得意とする関税砲に右往左往させられた。 提案されている関税は第1次トランプ政権よりも幅広い品目に影響する。S&P500種株価指数は2023年と24年の2年間の上昇率がわずか8.7%と、今よりはるかに大幅な上昇余地があった。「関税が貿易戦争につながり、債券利回りの上昇とマクロ環境の悪化が起こり」、ハイテクセクターや米市場全般からの「脱出」が促されれば、株式配分の縮小が投資モデルで示唆される可能性が高くなるという。 ストラテガス・セキュリティーズの上場投資信託(ETF)&テクニカルストラテジスト、トッド・ソーン氏は「現状では強気相場3年目への期待が本当に高い。」 JPモルガン・チェースの世界株式戦略責任者ミスラフ・マテイカ氏によれば、株式先物に対する資産運用会社のエクスポージャーは40パーセンタイルを上回っている。Metric20172025AverageforwardP/EratioforS&P500previoustwo-yearUSTreasuryyield2.8%6.9%VIXIndexakaWallStreet’s‘FearGauge’1116GDPgrowth,previousyear1.8%6.9%VIXIndexakaWallStreet’s‘FearGauge’1116GDPgrowth,previousyear1.8%10-yeargains/losses8.7%53%S&P5001722S&P500previoustwo-yearUSTreasuryyield2.8%2.9%VIXIndexakaWallStreet’s‘FearGauge’1116GDPgrowth,previousyear1.8%6.9%VIXIndexakaWallStreet’s‘FearGauge’1116GDPgrowth,previousyear-0.8%10-yearUSTreasuryyield2.1%2.5%-0.75%4.5% 景気循環の調整を加えた株価収益率(PER)であるCAPEレシオは、1月下旬の時点で38付近と「極端に高い水準」だとクリエーティブ・プランニングの市場戦略責任者、チャーリー・ビレロ氏は指摘。業績見通しを上回った企業の数は減少しており、アナリストとの電話会議では関税が話題の中心となった。中型株への投資配分を増やしている同氏は「大型ハイテク株は強い業績とキャッシュフローがあるため、押されても戻してきた。」視界不良のためにあらゆる事象をレーダーで捉えようとしながらも、まだ行動には移さないウォール街のプロは多い。「どんな年にも投資家が心配しなくてはならない要素が一定ある。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 求む、投資の新トリセツ-第2次トランプ政権は関税砲除き予測不能