【米国市況】S&P500種は小幅続伸、円上昇し一時対ドル151円に接近
記事を要約すると以下のとおり。
6日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小幅続伸。ペロトン・インタラクティブは強気な業績見通しを好感して上昇。フォード・モーターは利益見通しが警戒されて株価は下げた。7日は1月の雇用統計も似たような状況を描くのか見てみたい。それが分かるまで市場は様子見の姿勢でいたいかもしれないと述べた。 ハイテク株7強で構成する「マグニフィセントセブン」指数は0.5%上げた。RevisionSuggestsMoreModerateUSPayrollsGrowthDropinearlybenchmarktallybasedonstateunemploymentdatabiggestsince2009Source:BureauofLaborStatistics,Bloomberg ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」の創業者トム・エッセイ氏は「7日の雇用統計が市場にとって重要なのは、ゴルディロックス的な内容となれば関税や政策といったノイズが存在する今の環境において相場のサポートになりそうだからだ」と指摘。通常ならあまり注目されることはないが、BLSが8月に発表した推計値では81万8000人と、2009年以来最大の下方修正となることが示されており、今回は市場関係者の関心が高まっている。その前の2カ月はいずれも20万人を超える増加だった。「これを大きく上回る数字だった場合、年内の追加利下げ見通しはなくなる可能性がある。」個人投資家のセンチメント出所:JPモルガン 個別企業のニュースとしては、ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計会社アーム・ホールディングスが、今四半期の慎重な売上高見通しを示した。ベッセント財務長官の発言を受けて下げ幅を縮小した。国債発行見通しに関するベッセント氏の発言は、前日終値付近。波乱要因となり得る雇用統計の発表を7日に控え、一時は小幅安となる場面もあった。日本銀行の田村直樹審議委員によるコメントが影響した。 1月の非農業部門雇用者数は17万人増が予想されている。天候要因もあると指摘。 ウェルズ・ファーゴの新興国市場担当エコノミスト兼外国為替ストラテジスト、ブレンダン・マッケンナ氏は「結局のところトランプ氏は弱いドルへの操縦はできないとわれわれは勘ぐっていたが、ベッセント氏のコメントは米政府機関が概して強いドル政策を今も支持するとの見方を裏付けたようだ」と話した。 日銀の田村審議委員は、現在0.5%程度まで引き下げにあらためて強い意欲を示した。 トランプ氏は全米祈祷朝食会での演説で、国内での石油生産を促進してエネルギー価格を下げるつもりであり、他のすべてはそれに続くと語った。「具体的には、トランプ氏はこれまで一貫して、エネルギー価格の低下で米国のインフレ、金利、債務、生活費の問題を解決すると強調してきた。」ロンドンICEの北海ブレント4月限は0.4%安の74.29ドルで引けた。 シティグループのアナリストは、トランプ米大統領の政治姿勢がもたらす地政学的緊張が安全資産として金を選好する動きは今後も続き、中央銀行も金準備を積み増す公算が大きいと指摘。関連記事:金価格はニューヨーク時間午後2時15分時点で、前日比15.59ドル(0.6%)安の2876.70ドルで引けた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】S&P500種は小幅続伸、円上昇し一時対ドル151円に接近