英中銀、政策金利を4.5％に引き下げ－今後の見通しはタカ派的

イングランド銀行（英中央銀行）は6日、政策金利の引き下げを発表した。
ベイリー総裁率いる金融政策委員会（ＭＰＣ）は7人が0.25ポイントの引き下げを主張した。
ポンドは一時1.2361ドルに下落。
インフレ率は「かなり急激に」上昇し、今年中に3.7％でピークに達するだろうとの見通しを示した。
「英経済と世界情勢を注意深く監視し、金利をさらに引き下げるに当たっては、段階的かつ慎重なアプローチを取る」と表明した。
　0.5ポイント利下げを主張したのはディングラ委員とマン委員の2人だった。
経済予測の前提となる金利軌道では向こう3年間に2回の追加利下げしか想定されず、今年についてはあと1回しか仮定していない。
　今年の成長率予想は0.75％と、従来の半分に引き下げられた。