韓国中銀総裁、月内の利下げ観測けん制-財政刺激策の役割強調
記事を要約すると以下のとおり。
韓国銀行(中央銀行)の李昌鏞総裁は6日、トランプ米大統領の関税政策が韓国経済に影響を及ぼすとの懸念が広がる中で、景気支援としての財政刺激策の役割を強調し、月内の利下げ再開があり得るとの観測をけん制した。 1月の政策会合後、韓国中銀が金融緩和を2月に再開するとの見方が広がった。李昌鏞総裁(東京、6日)Photographer:ShokoTakayasu/Bloomberg 李氏は、市場環境も政策決定に影響を及ぼす要因だと説明。 李氏は昨年12月の尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣布とそれに続く政治的混乱により、韓国ウォンはドルに対して約30ウォン下落したとの先月の会合で示した。 金融通貨委のメンバーが新たな証拠を見極めることになり、その新しい証拠に基づいて考えを変えることは可能だ。
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