フォード、値下がりなどで大幅減益予想-トランプ関税リスクも重し
記事を要約すると以下のとおり。
米
フォード・モーターは5日、2025年通期は20億ドル(約3040億円)以上の減益となる可能性があるとの見通しを示した。 2月6日に最高財務責任者(CFO)に就任するシェリー・ハウス氏は記者団に対し、業界全体の自動車価格の約2%下落が見込まれていることや新型のスポーツ型多目的車(SUV)「リンカーン・ナビゲーターと「エクスペディション」の発売費用が響き、1-3月(第1四半期)の利益は吹き飛ぶと述べた。しかし、われわれはトランプ政権が米国の自動車業界に打撃 5日の米株式市場時間外取引でフォードは下落。 フォードのジム・ファーリー最高経営責任者(CEO)はEV戦略の抜本的見直しを進め、EV事業の赤字に歯止めをかけるとともに、利益を圧迫している品質保証関連費用を削減しようとしているが、今回の業績見通しは同CEOが直面する難題を浮き彫りにする。北米に多くの製造拠点を構えるフォードなどの企業を不当に罰することのないよう、より手頃な価格のEVモデル生産を目指しているが、こうした新モデルが発売される2年後以降になると示唆した。 一方、24年10-12月(第4四半期)の調整後1株利益は39セントと、アナリスト予想の平均(32セント)を上回った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース フォード、値下がりなどで大幅減益予想-トランプ関税リスクも重し