【日本市況】株反発、DeepSeek懸念後退してハイテク上昇-円は小幅高
記事を要約すると以下のとおり。
29日の日本市場では株式が反発。28日の米株式市場でエヌビディアは9%高で引けた。 為替相場は、朝方にも日本銀行が公表した昨年12月18、19日の金融政策決定会合の議事要旨を受けてやや円高に振れる場面があった。ディープシークへの懸念をきっかけとした下げの反動や、オランダのASMLホールディングの決算を好感して半導体関連株や電線株に一段と買いが入った。 TOPIX上昇に最も寄与したのは、十時裕樹社長の最高経営責任者(CEO)兼任を発表したソニーグループで、一時前日比5.1%高まで上がって最高値を更新した。 為替 東京外国為替市場の円相場は1ドル=155円台前半。 三菱UFJ信託銀行資金為替部マーケット営業課の酒井基成課長は、米金融当局は市場コンセンサス通り政策金利を据え置き、ドットチャートで示されている年2回の利下げがいつ実施されるか「言質を与えない」と予想した。この日行われた5年クライメート・トランジション利付国債(CT債入札は最高落札利回りが予想を上回り、長い年限を買う利回り曲線のフラット(平たん)化トレードが行われることが多いが、この日も同様だったと指摘した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】株反発、DeepSeek懸念後退してハイテク上昇-円は小幅高