アルゴリズム取引で原油市場席巻のCTAに撤退の動き-2年連続損失
記事を要約すると以下のとおり。
トレンドフォロー型のアルゴリズム取引で原油先物市場を席巻した商品投資顧問業者(CTA)は2年連続で損失を計上したことから、同市場から撤退しつつある。 CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏の推計によると、CTAはポートフォリオの原油配分比率を昨年7月の4%から、わずか2%まで減らしたとみられる。中東の地政学的緊張の高まりによる価格乱高下もCTA撤退の一因になったとアナリストは指摘する。TDセキュリティーズの商品ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏は、重要な問題はCTAがモデル内での原油・石油製品のウエートを高めるかどうかだと指摘した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース アルゴリズム取引で原油市場席巻のCTAに撤退の動き-2年連続損失