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【コラム】バイデン政権のお粗末な幕引き、同盟揺るがす-リーディー

記事を要約すると以下のとおり。

日本製鉄による USスチール買収を阻止したバイデン大統領の決定を最も象徴しているのは、発表時に起きた不手際だ。
  この出来事で、理解に苦しむ買収阻止について多くの日本人は一つの考えに至るだろう。
 バイデン氏は買収反対の意向を隠さず、同氏の判断は既に予想されていた。
USスチール買収が嫌がられる理由は多い。
 日本製鉄が大統領選の年に、この買収を成立させられると考えていたことは、米国でビジネスを行う際に直面する難しい現実に対処する準備ができていないことを示唆している。
日本製鉄が米国の「国家安全保障を損なう行動を取る恐れ」があるという「信頼に足る証拠」があると同氏が信じているというのだ。
国家安全保障上の問題を審査する対米外国投資委員会(CFIUS)は秘密主義で知られるが、この買収による安全保障リスクはないと判断したと報じられている。
 日本製鉄の橋本英二会長兼最高経営責任者(CEO)は7日の記者会見で、「買収をあきらめる理由も必要もないと語った。」
最悪のタイミング  日本はこれまで、米国が主導する対中輸出規制に従ってきた。
 米国が政治的利益をむき出しにすると、日本は切り捨てて構わない国のようだ。
さらに悪いことに、「米国人は中国と韓国、日本からの渡航者をすべてアジア人と見なしている。」
日韓というアジアの2つの民主主義国家と、両国の安全保障の後ろ盾である米国との間に亀裂を生じさせる狙いだったことは明らかだ。
 石破氏自身や同氏側近の文章から、少なくとも中国に対して強い関心を持っていることは明らかだ。
 自民党内で対中強硬派の力が弱まっている今、岩屋毅外相が先月の訪中で歓迎され、幾つかの合意がなされたことは、中国側が自国の好機だと十分に認識していることを示している。
以前は北アジアのブレーキングニュースチームを率い、東京支局の副支局長でした。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【コラム】バイデン政権のお粗末な幕引き、同盟揺るがす-リーディー

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