米国債、2024年は小幅ながらプラスリターン確保－ＦＲＢ利下げ開始で

米国債市場の指標は2024年をプラスのパフォーマンスで終えた。
　昨年の4月末近くまでは、利回りが23年の高水準に接近し、相場パフォーマンスは年間でマイナスとなる展開だった。
利回りは昨年の低水準を付けた。
　9月中旬時点でリターンは年初からプラス4.7％となったが、こうした相場の動きは失速。
　25年については、短期金利が少なくとも50ベーシスポイント（ｂｐ、1ｂｐ＝0.01％）低下し、10年債利回りは約30ｂｐ低下すると、多くの米金利ストラテジストは予想している。