【米国市況】株続落、日鉄の新提案でUSスチール高い-157円台前半
記事を要約すると以下のとおり。
31日の米国株式市場は続落。それでもS&P500種は2023年初め以降に50%余り値上がり。日本製鉄がUSスチールの生産能力削減に関して米政府に拒否権を与えたとの米紙ワシントン・ポストの報道が好感された。12月18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に開かれたパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見では、利下げに対する意欲が後退していることが鮮明になった。堅調な米経済に加え、必要な景気刺激に対する金融当局の見方が変わったことが要因だと指摘。年限ほぼ全般で利回りが上昇した。為替 ニューヨーク外国為替市場では、ブルームバーグ・ドル・スポット指数が22年11月以来の高水準をつけた。 米金融当局者が追加利下げに慎重な姿勢を示しているため、ドル高は25年に入っても当面続くとアナリストは指摘している。 円はこの日、ドルに対して下落。円は主要10通貨の中で、対ドルでのパフォーマンスが3番目に悪かった。他の中銀がすでに利下げを一時停止している場合は特にその傾向が強まりそうだと続けた。世界の原油需給は来年、供給超過が予想されている。WTI先物のロングポジションは4カ月ぶりの水準に達した。原油価格は向こう2年、軟調が続くと予想する銀行もある。 シンガポールのJTDエナジー・サービシズでディレクターを務めるジョン・ドリスコル氏は「全面弱気な見方には疑問がある」と話す。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、0.9%高の74.64ドルで引けた。年間では約27%上昇し、14年ぶりの大幅高となった。 金スポット価格はニューヨーク時間午後3時2分現在、前日比17.61ドル(0.9%)上げて2641.00ドルで引けた。
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