長期金利は緩やかに上昇、日銀利上げ頓挫なら低下も-2025年の展望
記事を要約すると以下のとおり。
2025年の債券市場で長期金利は緩やかに上昇するとの見方が強い。一方、利上げは1回のみとみる向きもある。その上で、トランプ氏の政策が米経済にネガティブな影響を及ぼせば、日銀が3月に1.1%まで上昇。その後も7月の利上げを挟んで何度か1.1%突破を試みたが、結局この水準が上限となった。利上げに伴い長期金利は1.1%に達する可能性があり、長期金利は1.5%を目指すと見込む。 利上げは1回にとどまるとの見方も 19日の日銀金融政策決定会合での利上げ見送りや植田和男総裁の会見は「賃金と物価の好循環に自信がないように聞こえた」と語る。基調的なインフレが加速感を欠く中で、為替の物価への影響が中立かマイナスに転じれば「利上げ打ち止めが本格的に視野に入ってくる」とし、長期金利はむしろ低下するとの見方もある。トランプ氏の政策が不透明なため、米国の長期金利も利上げの前後に1.2%を下回り、利上げは3月で打ち止めになるとみる。2025年の長期金利予想 レンジ年末りそなアセットマネジメント0.80~1.50%1.40%SMBC日興証券0.90~1.40%1.35%岡三証券1.00~1.50%1.30%三菱UFJモルガン・スタンレー証券0.80~1.45%1.30%アクサ・インベストメント・マネージャーズ0.90~1.45%1.25%みずほ証券0.85~1.20%1.00%ニッセイアセットマネジメント0.70~1.30%0.90%三井住友トラスト・アセットマネジメント0.70~1.20%0.85%。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 長期金利は緩やかに上昇、日銀利上げ頓挫なら低下も-2025年の展望