世界のM&A、2025年はさらに活発化へ-シニアバンカーが予想
記事を要約すると以下のとおり。
2024年はM&A(企業の合併・買収)が3年ぶりに活発化した。関連記事:世界M&Aの予測をシニアバンカーたちに聞いた。この傾向は今後も続くと考えられる。◎イーモン・ブラバゾン氏(バンク・オブ・アメリカ グローバルM&Aにはさらなる起爆剤となるだろう。◎アリソン・ハーディングジョーンズ氏(ドイツ銀行 グローバルM&A責任者)欧州では、米国に製造拠点を置き、現地での販売を目的とした買収を求める企業が増えている。相対的な観点から見ると、英国の見通しは明るい。過去2年間に発表された25件の大型ディールのうち、戦略的バイヤー企業が自社株をM&A通貨として使用することで、バランスシートを圧迫することなくポートフォリオを構築し、シナジー効果を実現していることが挙げられる。ただ、借入コストが低下する中、大規模な光ファイバーネットワークやタワー関連のディールも業界の統合再編が続く中で予想される。◎アテナ・テオドルー氏(UBSグループ)25年には、欧州のソフトウェア業界におけるM&Aがさらに増えると予想される。米国企業は国際的な事業拡大を明確に計画しているうえ、ドル高が取引を後押ししている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 世界のM&A、2025年はさらに活発化へ-シニアバンカーが予想