フランス格付け、ムーディーズが引き下げ-財政悪化懸念を挙げる
記事を要約すると以下のとおり。
ムーディーズ・レーティングスは、フランスの信用格付けを「Aa3」に引き下げた。「次期内閣が来年以降、財政赤字の規模を継続的に縮小できる可能性は、現在のところ非常に低い」と指摘した。 退任するアルマン経済・財務相は今回の格下げについて、最近の議会情勢と予算を巡る不確実性を反映したものだと指摘。 バルニエ内閣を崩壊に追い込んだ一部議員の支持を確保するため、これら計画を縮小せざるを得ないとみられるが、エコノミストらは最終的には財政が全く改善されない可能性さえあると指摘している。政治的混乱により、フランス国債とドイツ国債の利回り格差(スプレッド)は2012年以来の水準に拡大している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース フランス格付け、ムーディーズが引き下げ-財政悪化懸念を挙げる