日鉄のUSスチール買収計画、バイデン米大統領が最終的に阻止へ
記事を要約すると以下のとおり。
バイデン米大統領は日本製鉄による141億ドル(現行レートで約2兆1400億円)でのUSスチール買収計画について、国家安全保障を理由に正式に阻止する計画だと、事情に詳しい複数の関係者が語った。しかし、大統領への通知は少なくともCFIUSメンバーの1人がこの取引にリスクがあるとみていることを示唆している。10日の米株式市場でUSスチールと協力して公正な結論に至るためにあらゆる利用可能な措置を検討・行使するとしている。USスチールはこの買収が事業存続に不可欠だとし、破談になった場合は本社をペンシルベニア州から移転し、一部の事業を閉鎖する可能性があると警告している。 大きな政治的影響力を持つ全米鉄鋼労働組合(USW)も一貫して日鉄による買収計画に反対を表明してきた。同社は10日、買収計画が前進するのではないかとの見方が浮上したが、バイデン氏は9月27日、「私は考えを変えていないと発言した。」 バイデン氏がいつ発表を行うかは不明。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日鉄のUSスチール買収計画、バイデン米大統領が最終的に阻止へ