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賃上げ持続性に自信持てず、緩和度合い慎重に調節-中村日銀委員

記事を要約すると以下のとおり。

日本銀行の中村豊明審議委員は5日、賃上げの持続性に懐疑的な見方を示し、金融政策の緩和度合いを慎重に調整する考えを示した。
中村豊明日銀審議委員Source:Bloomberg  日銀は、経済・物価が見通しに沿って推移すれば利上げを続ける方針を示した形だ。
  中村氏の発言後、外国為替市場の円相場は対ドルでやや円安方向に振れ、一時1ドル=150円60銭台後半を付ける場面があった。
外国為替市場で円安圧力に   中村氏は、2%の物価安定目標の持続的・安定的な達成には企業の稼ぐ力の向上が必要との持論を改めて表明し、「これには相応の時間がかかる」との認識を示した。
 Source:BloombergEconomics;Photos:Bloomberg,BankofJapan,SenshuUniversity,NomuraHoldings,Inc.消費は力強さ欠く  消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)の動向については、「私自身は、2025年度以降は2%に届かない可能性があると考えている」と指摘した。
設備投資計画が先送りされる可能性や、中国をはじめとする海外経済の下振れなども勘案し、経済成長率見通しについては政策委員見通しの中央値より低い伸び率を想定していると語った。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 賃上げ持続性に自信持てず、緩和度合い慎重に調節-中村日銀委員

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