ウクライナ、ATACMSで初の攻撃か-ロシアは核使用基準緩和
記事を要約すると以下のとおり。
ウクライナ軍はロシア領の国境地帯を、西側が供給した兵器で初めて攻撃した。 これより前にウクライナ軍参謀本部は、同国国境から約115キロの地点にあるロシア・ブリャンスク州のカラチェフにある兵器保管施設を攻撃したと確認した。 この動きを受け、地政学的な緊張が高まる際に買われることの多い国債や円、スイス・フランはユーロに対して8月以来の高値を付けた。関連記事:債券上昇、株は下落-ロシアの核戦略方針で質への逃避 ロシア大統領府のペスコフ報道官は、西側のミサイルを使ったウクライナの攻撃だと見なされるだろうと指摘。 また国営通信社RIAノーボスチによると、バイデン政権がウクライナでの戦争を確実に継続させるため今後2カ月にあらゆる手を尽くすだろうとロシアは認識しているとも、ペスコフ氏は述べた。 ウクライナのゼレンスキー大統領は19日にキーウの議会で、同国が領土の権利を放棄することはないとあらためて強調し、国民の団結を呼びかけた。ロシア・ブリャンスク州への攻撃や米国が供給したミサイルの使用に関する発言はなかった。 「これは現地で何かが起きているという極めて明白な兆候だ。」近隣のリトアニアとスウェーデンを結ぶケーブルも損傷したという。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ウクライナ、ATACMSで初の攻撃か-ロシアは核使用基準緩和