【日本市況】債券先物が小幅高、日銀総裁利上げ示唆せず-株式反落
記事を要約すると以下のとおり。
18日の日本市場では債券先物が小幅上昇。 日銀の植田和男総裁が午前に名古屋市内で講演し、リスク評価も修正した上で適切な判断をすると述べた。10月の経済・物価情勢の展望(展望リポート)に沿った動きが続けば金融緩和度合いの調整は可能だとしつつ、現時点では「12月にやると決め打ちはしていない状況に見える」と述べた。日本市場の債券・為替・株式相場の動き長期国債先物12月物の終値は前営業日比3銭高の142円85銭債券 債券相場は先物が小幅上昇。 りそなアセットマネジメントの藤原貴志債券運用部長兼チーフファンドマネジャーは、植田総裁は利上げのタイミングについて米国経済のリスクを注視する必要があると述べており、12月6日公表の米雇用統計で波乱がなければ「同月の利上げの可能性は捨てきれない」と指摘。ただ、市場は12月の利上げを織り込み始めており、引き続き「12月利上げの可能性が高い」との見方を示した。午後は株価の大幅下落や総裁会見を受け、下げ幅を縮小した。 株式 東京株式相場は下落。 中外製薬が10%値下がりし、TOPIX下落に最も寄与した。上期決算での上方修正を期待していたが、実際には逆行するような形になっていると述べた。 この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。
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