ロシア、米国への濃縮ウラン輸出を制限－米電力会社に供給リスク

ロシアは米国への濃縮ウラン輸出を一時的に制限する。
　それでもロシアの動きは、核燃料サイクルにおける米国の弱点を突こうとしている。
今年分の大半の受け渡しは既に完了しているが、来年から影響が表れ始め、代替供給が見つからない電力会社も出てくる恐れがあると、同氏は述べた。
　ブルームバーグＮＥＦ（ＢＮＥＦ）の原子力アナリスト、クリス・ガドムスキ氏は「米国には十分な濃縮ウランがない」と指摘。
この禁輸はバイデン大統領が5月に署名して法制化されたが、免除制度があり2028年まで輸入を継続することが認められている。