米ＧＤＰ、７－９月は堅調なペースで拡大－個人消費が予想上回る

米経済は7－9月（第3四半期）に堅調なペースで拡大した。
　ＧＤＰ統計は利下げが開始される中で、選挙を前に発表される最後の手掛かりとなる。
「経済が必要としているのは適度なペースで着実に金利が正常化することであり、それ以上ではない」と述べた。
在庫も0.17ポイントの下押し要因となった。
連邦政府の支出が2021年初頭以来の高いペースで伸びた。
　設備投資は2023年4－6月（第2四半期）以来の高水準。
個人消費は全般的に加速した。
　住宅投資は年率5.1％のマイナスで、2022年末以来の大幅減となった。
米大統領選が終盤を迎える中で、現政権を担う民主党候補ハリス副大統領にとっては朗報となる。
成長の原動力である個人消費は高所得層によって押し上げられている側面が大きく、それ以外の所得層は価格に対してさらに敏感になっていると述べた。