米CPI、上向きサプライズなら雇用統計後の弱気増す恐れ-債券市場
記事を要約すると以下のとおり。
米国債相場がさらに下落する方向への賭けに動き始めた債券トレーダーらは、
米連邦準備制度の利下げペースの手掛かりを求め、10日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)に注目している。米雇用者数の伸び、9月は全予想上回る-失業率は4.1%に低下 アクション・エコノミクスのエコノミスト、キム・ルパート氏は「落ち着いた」数字を予想しながらも、「サプライズがあり得ないと言うわけではない。全体のCPI上昇率は連邦準備制度の物価目標(2%)をなお上回る。シタデル・セキュリティーズの金利トレーディング・グローバル責任者マイケル・デパス氏はブルームバーグTVに対し、「インフレがなかなか収まらず、物価上昇率が目標を上回り、トレーダーは11月の利下げを決して確信していない。」オプション市場の新たなポジションは、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標が、11月のFOMC会合で25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)だけ引き下げられ、12月は据え置きというシナリオのヘッジに傾いている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米CPI、上向きサプライズなら雇用統計後の弱気増す恐れ-債券市場