【米国市況】ハイテク中心に株下落-国債利回り上昇、ドル148円近辺
記事を要約すると以下のとおり。
7日の米株式相場は下落。労働統計局が10日発表する9月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇と、3カ月で最小の伸びと予想されている。中東情勢のいかなる悪化も、ボラティリティーをさらに増幅させる可能性があると語るのは、モーニングスターのデーブ・セケラ氏だ。「ディフェンシブ銘柄の一部はすでに割高となっている。」大型ハイテク株の「マグニフィセント・セブン」指数は1.9%下げた。一部アナリストから厳しい見方が示されたアップルとアマゾン・ドット・コムも安い。ウォール街の有力ストラテジスト2人、米国株への楽観姿勢強める モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は、S&P500種の向こう1年の予想を上回ったことや追加利下げ見通しを根拠に挙げている。現行水準から10%ほどの上昇を見込んでいることになる。 国債 米国債相場は下落。10年物米国債利回り、8月以来の大幅高となっていた。 ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の市場戦略グローバル責任者ウィン・シン氏は「今週のCPIとFOMC議事要旨がリスクムードを変える主要な材料となるだろう」とリポートで指摘した。為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1238.670.370.00000.33%ユーロ/ドル$1.0974$0.00% 米東部時間16時53分 主要10通貨では円の上昇が目立つ。為替の急激な変動、企業活動や国民生活にマイナス-加藤財務相 原油 北海ブレント原油が上昇。 ブレント原油は前週からの上昇基調を維持した。「長く待てば待つほど懸念は強まる。」イスラエルは週末にガザ北部の一部地域に部隊を再び派遣した。 ニューヨーク原油先物相場は5営業日続伸。金 金相場は下落。 金スポット相場は年初から約28%上昇し、史上最高値を何回も更新した。 サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏はリポートで、「金と銀は最近の価格上昇の後、買い持ちを維持してきた投資家が利益確定を続けたため、ロングとショートの両方のポジションが減少したことは注目に値すると指摘。」ニューヨーク商品取引所の金先物12月限は1.8ドル(0.1%)安の2666ドルで引けた。
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