ヘッジファンド、中国株に殺到-「銘柄選択の必要すらない」と強気派
記事を要約すると以下のとおり。
ヘッジファンドが前例のないペースで中国株に殺到している。株価は景気より先に底打ちし急上昇することが多いと指摘した。ヘッジファンドも主な買い手の一翼を担い、ゴールドマン・サックス・グループのプライムブローカレッジ・デスクのデータによると、ヘッジファンドによる中国株は21年の高値から9月半ばまでにほぼ半値水準となったが、ファンド界の大物が突如として多数参入。米資産家デービッド・テッパー氏は「あらゆる」中国関連株を買い増し、世界最大の資産運用会社、米ブラックロックも中国株への関心が高まる中で、一部の資金運用会社は個人投資家の購入を制限した。 ガオ・キャピタルの最高経営責任者(CEO)、チャウウェイ・ヤック氏は、投資家にとって「今は銘柄選択の必要すらない」と認識を示し、「アービトラージ(裁定)取引戦略で中国へのネットエクスポージャーを減らしていたが、再びロングに戻したと説明した。 FTSE中国A50指数先物などデリバティブ(金融派生商品)を通じて中国株に一定のエクスポージャーを持つブルー・エッジ・アドバイザーズのカルビン・ヤオ氏は「懐疑的な見方もあって慎重に事を進めている」という。 一方、シンガポールのタイムフォリオ・アセット・マネジメントのナイジェル・ペー氏は「中国に対するネガティブセンチメントの最悪期は過ぎた。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ヘッジファンド、中国株に殺到-「銘柄選択の必要すらない」と強気派