【日本市況】長期金利1カ月超ぶり低さ、日銀利上げ観測後退-円安も
記事を要約すると以下のとおり。
24日の日本市場では債券相場が大幅高となり、長期金利は1カ月超ぶりの水準に低下した。政策金利の現状維持を決めた20日の日本市場の債券・為替・株式相場の動き長期国債先物12月物の終値は0.01%)低い0.01%)低い0.805%と8月15日以来の低水準円は対ドルで0.6%高の3万8427円と4日以来、3週間ぶりに3万7940円59銭日経平均株価は0.4%安の144円20銭-午後3時20分現在東証株価指数(TOPIX)の終値は0.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い0.6%高の2656.73日経平均は午前の取引で一時703円(1.9%)高の3万8000円台に乗せる場面があった債券 債券相場は大幅高。 SMBC日興証券の田未来シニア金利ストラテジストは、植田総裁の発言が9月会合の会見から変わるのではないかとの見方から、発言前に債券先物はやや上げ幅を縮めたものの、「内容はほとんど変わらなかったことで買い戻されていると述べた。」日本債券:流動性供給の過去の入札結果(表) 岡三証券の長谷川直也チーフ債券ストラテジストは10月に動くのは「円安が急速に進み、日銀に待つ余裕がなくなった場合に限られそうだ」とみる。日銀の植田総裁がこの日の講演で、円安修正で輸入物価上昇を受けた物価上振れリスクが減少する中、政策判断に時間的な余裕があると改めて発言し、投資家心理が改善した。27日投開票の自民党総裁選を注視、金融政策に影響の見方広がれば変動も 株式 東京株式相場は4日続伸。 電機や機械、精密機器などテクノロジー関連、海運や非鉄金属など海外景気敏感セクターが買われ、大雨災害の復旧需要の拡大観測から建設株も高い。 東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジストは、この2カ月半ほど日本の利上げ観測や米国の景気減速懸念からディフェンシブが買われ、ハイテク株などが売られたが、米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げと日銀のコメントで「どうも色合いが変わった」と指摘。TOPIXを構成する2129銘柄のうち、上昇は1049、下落は971だった。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】長期金利1カ月超ぶり低さ、日銀利上げ観測後退-円安も