将来ＦＲＢ議長候補と目されるウォラー理事、トランプ氏の干渉望まず

米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は、ホワイトハウス返り咲きを果たせば、政権として金融政策運営に口出ししたい考えだ。
ウォラーＦＲＢ理事Photographer:AlDrago/Bloomberg　　ウォラー氏は今月6日、ノートルダム大で講演後、トランプ氏は返り咲きを果たしても困難に直面することになる。
同氏の側近の多くはウォラー氏がＦＲＢ議長に指名されることになれば、上院で承認される公算が大きいという、他の潜在的候補に対する明確なアドバンテージがある。
　ＪＰモルガン・チェースの米国担当チーフエコノミスト、マイケル・フェロリ氏はウォラー氏について、「彼は非常に合理的であり、彼のことを政治的と認識するのは難しいとコメント。」
同氏の講演は米経済や金利のガイダンスの手掛かりとして市場でも精査されている。