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IGとフォーランドが法廷闘争、取り消されたLMEニッケル取引巡り

記事を要約すると以下のとおり。

アジアを拠点とする自己勘定投資会社フォーランドは、2022年に起きたニッケル市場のショートスクイーズ(踏み上げ)で生じた未払い利益の返済を求め、 IGグループ・ホールディングスと争っている。
 ニッケル価格高騰時の強気な投資ポジションから生じた約2260万シンガポール・ドル(約24億4800万円)の利益をフォーランドに支払わない決定を支持する判断を下した。
 フォーランドは、ニッケル価格が急上昇する以前から強気なポジションを取り、3月8日にIGを通じそれらの取引を取り消したため、IGはフォーランドからの資金の引き出し指示を拒否。
その後決済取引自体を取り消したことが書類から明らかになっている。
IGアジアの広報担当者は進行中の訴訟についてはコメントできないとした。
 シンガポールの裁判所判事は、原資産の市場が売買停止となった後、IGアジアは契約上、フォーランドへの支払いを拒否する権利を有すると判断したが、決済取引自体を解消したことは不当だとし、シンガポールと日本にあるフォーランドの主張を退けた。
 フォーランドはシンガポールと日本で投資およびトレーディング事業を展開している。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース IGとフォーランドが法廷闘争、取り消されたLMEニッケル取引巡り

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